■腎臓病ではカルシウム不足が予後に大きく影響します。■2007.11.21

カルシウムは、今や、日本人の栄養素の中で、長年、国が定める最低所要量(600㎎/日)を満たしていません。
当然、腎臓病で低たんぱく質の食事療法を継続している方は、一般の人々よりも、カルシウム摂取量が
少なくなり、アシドーシス傾向ともあいまって、腎臓病の予後には良くありません。
つまり、保存期の食事療法の方では、800~1000㎎/日のカルシウムの摂取が望まれます。(食品添加物のリン酸塩が、カルシウムの吸収阻害をするために、せっかく、カルシウムを摂取しても、日頃、外食や加工食品に頼っている人では、結果として、カルシウム不足になるのです。)
また、腎臓病では、カルシウムとリンの摂取量については、一生に及びついて回るもので、食事療法と合わせた自己管理が不可欠です。
例えば、低たんぱく質の食事療法の方が、宴会や外食等で、少し肉や魚などのたんぱく質を食べ過ぎた時などは、私や、多くの腎臓病の皆様方がご愛用している、甲いかカルシウム食品を食べますと、リンの腸管からの吸収が阻害されますので、リンの取りすぎによる腎機能悪化への影響予防に寄与できます。(腎臓病では、リンの取りすぎが、腎機能悪化に影響していることが科学的に検証されていす。)
健康な人でも、カルシウム不足が現実となつている中で、腎臓病、とりわけ、低たんぱく質の食事療法
を行っている方にあっては、カルシウム摂取量の不足に注意を払って欲しいです。

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